7月15日より、入所者さんへの面会制限を一部緩和することとなりました。
最近では、四国、さらに県内でも新型コロナウイルス感染者が出て、特に東京では連日多くの感染者数とニュースなどで耳にします。
入所者さんのご家族様からは、面会予約のお電話などで、「もう半年近くも会ってなかったから、やっと会うことができるので嬉しいわ。」とか「こんな状況ですもの大変ですよね。」など、安堵や喜び、労いのお言葉をいただきます。
実際にご面会に来られたご家族様からは、「元気そうでよかった。」と笑顔で口々におっしゃって下さいました。
入所者の方の中には、職員が「明日、奥様がご面会に来られますよ。」とお伝えすると、普段ほとんど表情を変えない方が、ニッコリ笑顔になって、手でOKサインを出されたそうです。
施設内で日々過ごされる利用者の方々にとって、大切なご家族の方とお会いできるのは、『何事にも代えがたい喜び=心からの笑顔』につながるのだと思いました。
一方、まだまだ予断を許さない状況下の中、面会時のマスクの着用・手指消毒・検温・人数と時間の制限等、ご理解・ご協力いただかなければなりません。今度とも私達職員も、業務中の消毒・換気の実施、高齢者福祉に従事している者として日常生活にも留意して行動したいと思います。
本来なら、そうめん流しやおくらの里盆踊り大会などの行事が行われる季節ですが、地域の年間行事・イベントが中止されたのに伴い、当法人もやむなく開催中止といたしました。毎年楽しみにして下さる入所者・利用者の方々はじめご家族の皆様、地域の皆様、他沢山の方々がおられる中、私達職員も沢山の人たちにふれあい、楽しんでいただける機会が減ってしまった事をとても残念に思います。
コロナウイルス感染・豪雨災害など、日本各地・全世界で悲しい暗いニュースが多いですが、今一度、自分自身が健康で幸せに生活を送っていられることの有難みを感じ、厳しい状況下の中ではありますが、微力ながら、皆様の『笑顔と笑顔』繋ぐお手伝いができればと思います。
(おくらの里 事務職員S)