皆さん、こんにちは。
今年は、寒の戻りで3月に入っても寒い日が続きましたね。
やっと日増しに暖かくなり
早春の息吹を感じるこの頃です。
皆さんは、お変わりございませんか?
先日、学校給食による集団食中毒のニュースが報道されました。
その原因は、焼きのりを細かく刻んだ
「刻みのり」によるノロウィルスの集団感染でした。
乾燥した「刻みのり」からの感染と聞き、驚いた人も
多かったのではないかと思います。
ノロウィルスは、非常に感染力が強く、長期生存するウィルスです。
その為、出来上がった「刻みのり」についてしまったノロウィルスは
湿気の少ない袋の中でも死滅することなく、生き続けてしまい
集団食中毒へと繋がってしまいました。
ノロウィルスを保菌した人が十分な手洗をせずに
多くの人の料理を調理すれば
簡単に大規模な食中毒が発生してしまうのです。
ノロウィルスは水道水で流すくらいでは感染予防には足りません。
石けんを使い、指先・爪の間から手首の上までしっかり丁寧に洗うことが
大切です。
また11月から3月の主に冬季に多く発生しますが、年間を通して患者さんの報
告があるのでいつの時季でも、気を抜く事は出来ません。
私たち調理職員が調理室へ感染源となる菌やウィルスを持ち込まないように、
健康管理・衛生保持に注意したいと思います。
これからも、ご利用者の皆様に
「美味しい!!」と喜んで頂けるよう
心を込めた食事提供に励んでいきます!
(おくらの里 調理職員S)