みなさん、こんにちは。

今日は、少し前のお話をしたいと思います。

 

それは、私たち介護現場の職員が避けては通れない、悲しく切ないけれど

とても尊い出来事です。

 

 

休みの朝、連絡が入りました。

 

すれ違う車に桜の花びら。広瀬公園の道には雨に濡れた花びらが敷き詰められていました。

 

3日前から家族様が泊まり込まれ、4日目の朝でした。

居室に入るのをためらい、職員から報告を受けました。医師が来られ、診断が下りました。まだ温もりの残る柔らかい体に、最期の身支度を整えている時、笑顔を見せられたのです。それは、あのいつもの笑顔でした。

 

 

平成24年4月11日10時入居  平成28年4月7日10時死亡退居  97歳6か月

桜咲く4月に私たちに沢山の思い出を残し、あなたは旅立たれました。

 

 

最期に寄り添うことが出来てよかった。

4年間、ありがとうございました。

職員みんなの思いです。

 

 

 

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