成人式も終わり、いよいよ街が正月から日常に戻ってきましたね。今年も常美会をよろしくお願いします。
感染症が流行する時期となりました。皆さんも気をつけてすごしてくださいね。
今年は、「戌年」ですね。動物の繋がりということで、ペットの話をしたいと思います。
我が家には、3匹の猫がいます。3匹目は1年前に我が家に来ました。生後1ヶ月に満たない小さな子猫に私達夫婦は戸惑いがありました。子猫も初めての家で緊張と不安の為か食事もとらず排泄もせず、ただ「ミーミー」と鳴いているだけでした。動物病院の先生や同僚のアドバイスを求め実践しましたが、なかなかうまくいきませんでした。「この仔はちゃんと育つのだろうか?」と不安で仕方なかった時に雄猫が一緒に添い寝をしたり、遊んであげたりするようになりました。もう一匹の雌猫もお乳をあげたり毛づくろいを行ったりとお世話をし始めました。私はその姿にとても感動しました。先住の雄猫は元飼い猫だったけれど、劣悪な環境で生活しており、動物愛護団体に引き取られた仔でした。もう一匹の先住の雌猫も生後間もなく母親とはぐれ、動物愛護センターに居たところを動物愛護団体に引き取られた経歴があり、出産も育児も経験したことのない仔でした。この仔たちは本能に従い子猫の世話をしたかもしれませんが私達夫婦だけでは、子猫は育たなかったと思います。大げさかもしれませんが、私は猫たちから「愛情」を学びました。子猫は無事成長し、今も仲良く親子の様に仲良く生活しています。
今、空前のペットブームがおきています。しかし、その裏では年間何万頭の犬や猫が殺処分されています。愛媛県は殺処分数ワースト4位に入っています。少しでもそんな悲しい仔たちがいなくなるように、人も動物も幸せな生活が送れたらいいなと思っています。
(おくらの里 看護主任O)