皆様、こんにちは!
9月に入り朝晩少し涼しくなり、いつのまにか虫の声が聞こえてくるようになりましたね。
皆さんは、この夏、心に残る良い思い出ができましたか?
私は十何年かぶりに「土居町の花火大会」に行って来ました。
行って驚き!音楽が流れ、レーザー光線がサーチライトのように飛び交い、土居高校吹奏楽部の演奏があり、昔と随分違っていて、花火大会も変わっていくのだと思い知らされました。
花火は港の上に上がるというイメージがあったのですが、土居町の花火は山の上にパーンと上がるので、また違った風情を楽しむことができました。
私が土居町の花火大会を知ったのは十数年前のこと。
当時、ある人に頼まれて、ジュースや牛乳等、飲料の配達を1日約100件行っていました。
お客さんの中に鈴木さんというオバサマがおられたのですが、(私もおばさんですが)
明るくて気さくないい方でした。
少し話をするようになり、何気なく自分が母子家庭であることを伝えると、数日後、なんと、「去年の物じゃけど」と、よく精米前のお米が入っている紙袋いっぱいのお米をくれたのです。もうビックリ!
もちろんありがたく頂きました。鈴木さんの優しさがこもったお米は、とても美味く、幸せな気持ちになれました。
そうそう、十数年前に、土居町の花火大会においでと言ってくれたのも鈴木さんでした。
花火を見ながら鈴木さんのことが思い出されてきました。そして、何故か、頑張ろうという気になれました。
鈴木さん、こども達を連れて見に行きましたよ。
私の大切な夏の思い出です。
鈴木さん、ありがとうございました。
(広瀬の里 介護支援専門員A)