みなさん、こんにちは。インフルエンザも流行し始めましたが、体調崩されていませんか?
私は平成30年9月に入職し、やっと1年か、早1年か、年を越して5月に年号が平成から令和になり今に至る。
以前勤めていた職場を退職してから未経験の職場に飛び込んだ。自分もあと何年も経ずして世間では高齢者といわれる世代の仲間入りと思うと老人ホームが頭に浮かんできた。足を運んだのが今の職場であり、運よく採用され現在に至っている。
未経験の職場と女性多数の中での仕事、こんな自分を丁寧に指導してくださる先輩、なんとか少しでも役に立ちたいと思い働いている。
時が経つにつれ入所されている方々の姿が見えてくる。そんな中で印象に残る入所者がいる。
自力では身体を動かすことができないため終日臥床の方、車椅子での自力行動ができ自宅に帰りたく大声を発する方、自力で行動ができる方でソファーに座って静かに家族の迎えを待つ方。
漠然と自分は何ができるのだろうかと自問自答する。
諸事情により家族等から離れおくらの里が生活の場となっており、なんとも言えない気持ちになってくる。
先輩方々は多忙の中で入所者に合った声かけやふれあいを持ち、ある職員は廊下等に四季折々の飾りつけをし、写真を貼り、祭事の置物を飾り入所者の気持ちを和ませている。
幸せな気持ちを持っていただければ、自分も幸せな気持ちになれる。
自分には何ができるのだろう。思うことは、ほんの僅かな時間でも心を和ますことができればこの職に就いた価値があると。
(おくらの里 看護職員M)