皆様、こんにちは。
桃の花も咲き始め肌寒い日も徐々に減り、日増しに春の訪れを感じる季節となりました。
私はおくらの里の看護職員として仕事を始め、2年目を迎えることになりました。
入所者様の表情や笑顔に毎日癒されており、仕事の励みになっております。
今回のブログは入所者様との日常の出来事を紹介します。
入所者様にお洒落なMさんという方がいます。よく「指輪ちょうだい」と言っているのを聞いていました。ある日、折り紙で手作りの指輪をプレゼントすると大変喜んでくださり、くしゃくしゃになるまで毎日指輪をしていました。
そのことをご家族様が知り、本物の指輪を持ってきてくださいました。
些細な事がきっかけで入所者様の願い事を叶える事ができました。また、ご家族様にも影響を与え、繋がるという貴重な体験ができ、私自身も幸せな気持ちになったのを覚えています。
看護職員は体の病気だけをケアするのではなく、心のケアも1つの看護だと学びました。
明日からも入所者様一人一人の心に寄り添えるケアを心がけたいと思います。
(おくらの里 看護職員M)